マラソン

大会結果レポート(第19回庄内緑地公園マラソン)

大会データ

Runnet

日時
2011/5/29(日) 11時00分(スタート)
場所
愛知県名古屋市西区 庄内緑地グリーンプラザ
(庄内緑地陸上競技場及び周回コース)
10kmコース
主催
新日本スポーツ連盟愛知県連盟
主管
愛知ランニング協会
後援
愛知県・愛知県教育委員会
名古屋市・名古屋市教育委員会
天候
大雨
記録
グロス:56分32秒(完走)
ネット:56分17秒(自己計測)
関連リンク
新日本スポーツ連盟 全国連盟オフィシャルサイト
名古屋市みどりの協会 庄内緑地グリーンプラザ

大会前

愛知県名古屋市とは

今回の大会開催地である名古屋市は愛知県西部・尾張地方の都市で同県の県庁所在地。日本列島の真ん中、中部地区および東海地方最大の都市で、東京23区、横浜市、大阪市に次ぐ全国第4位の225万人(2009年10月現在)を有する大都市だ。そして私もこの名古屋市で生まれて小中高と育ち、大学時代は東京で過ごしたが、再び地元に戻ってからはその大半をここで過ごしている。

関東と関西の間に位置し商業も盛んな一方で、日本有数の企業の一つであるトヨタ自動車の本拠地である豊田市や三重県の四日市市などとともに、中京工業地帯の中核をなす工業都市でもある。2005年には日本国際博覧会である愛・地球博も開催されて注目を集めた。

スポーツではプロ野球の中日ドラゴンズやサッカーJリーグの名古屋グランパスが本拠地を置き、近年ではフィギュアスケート女子の浅田真央選手や安藤美姫選手などの有力選手も輩出している。またこの大会が開催された前年の2009年には、夏の高校野球・甲子園で同県代表の中京大中京高校が全国制覇を果たして話題を呼んだ。

それ以外の名古屋の歴史などについては2009年に出場した2009名古屋シティマラソンで詳しく紹介しているので、そちらを参照して頂きたい。

庄内緑地公園について

庄内緑地公園入口

庄内緑地公園は庄内川の小田井遊水地を利用した緑の豊かな公園で、1968年に都市計画事業認可を得て総合公園として整備されたそうだ。

グリーンプラザと緑地部分で構成され、グリーンプラザでは室内広場と呼ばれる体育館で運動ができる一方、温室や緑化に関するさまざまな展示会・講習会も開かれているらしい。

一方緑地部分の方には約3.5haという市内屈指の広さを誇る芝生広場を中心に、バラ園、わんぱく広場、ピクニック広場、サイクリングコース、大噴水、ボート池などのほか、有料公園施設として、テニスコート、陸上競技場、ゲートボール場などもあり、非常に充実した設備を有しているそうだ。まさしく名古屋市西部に在住の方には憩いの場といえよう。

グリーンプラザ前

ちなみに緑地のすぐ横には中京自動車学校とCBC自動車学校という2つの自動車学校もあり、このうち中京自動車学校は私の父親が運転免許を取った所らしい。

父親は高校生ぐらいの時にはこの辺りに住んでいたらしく、昨年出場した際に送迎の自動車の中でもその当時の事を懐かしそうに話していた。

大会前日まで

大会前日

ヴァームゼリーとヴァームウォーター

今回は名古屋で開催される大会ということで前日は名古屋に滞在していた。この日からすでに結構な雨が降っていて、大会当日も晴天は期待できそうになかった。

20時半ぐらいから歩いて自宅近くのスギ薬局へ歩いて向かい、大会用のヴァームゼリーを購入するが、レジ譲ってくれる親切な女性がいて温かい気持ちなる。やはり譲り合いの精神というのは美しいものだ。

ただ雨が結構降っていて、帰ったらズボンがびしょびしょになってしまったのは残念だった。家に戻ると22時20分ぐらいに友人と電話で話をしてから、0時前には床に就いた。

大会当日

自宅から庄内緑地公園駅へ

朝から大雨で川が増水

大会当日は朝6時半に目覚ましで起き、ネットで日記まとめたりしつつ、当日の天気とか交通手段などを調べたりした。

すると最大の関心事だったコインロッカーについては最寄り駅の庄内緑地公園駅にはないため、乗り換えの伏見駅のを利用するしかなさそうだったのがちょっと気がかりだった。

朝ご飯はこの日は恒例のボンゴレビアンコのパスタではなく、焼きそば2つとバナナと牛乳というメニューだった。実はボンゴレビアンコのパスタがどういう理由かこの時期全然店に出回ってなくて買いたくても買えなかったのだ。

それからヒゲ剃りなど身支度を済ませるとこの日は前もって上も下もしっかりレース用のシャツとパンツに着替えて大会会場へ向かうことにする。雨も朝からかなり降っていたので着替えもできる限り現地でしないで済むようにという考えからだった。

100円玉を落とす

そして9時少し前に家を出発しようとするが、家の前の景色を撮影しようとした時に手に持っていた携帯を落としそうになり、一緒に握っていたドニチエコきっぷ用に準備しておいた小銭600円をぶちまけてしまう。

幸い4枚はすぐ見つかったものの残りの2枚は探すのに苦労する。しかし何とか植木をどけて頑張って探して無事見つけ出すことができた。ただ着ていた服とかバッグがこの時点でかなり濡れてしまう。とにかくこの日は朝から強い雨模様だった。

そんな出来事があったせいもあり少し遅れて最寄のバス停に到着する、もう雨はかなりきつくなって近くを流れる川の流れも結構速くなってきていた。

バスで最寄り駅まで移動

そして確かここで黄色いタオルを持ってくるのを忘れたことに気づいたのだが、雨も強く降っていたしまあ仕方ないということで家まで引き帰さなかった。これが後でひどい目に遭うきっかけとなるとはこの時考えもしなかったのだが…。

9時12分ぐらいにバスが到着し、入口でエコきっぷを購入してから中に乗り込む。なぜか日曜の朝なのに結構混んでいて、隣にいた図々しいばあさんが人の押しのけるようにスペースを塞いで少しムッとする。

それでも我慢して目的地でバスを降りると歩いて最寄駅の改札口へ向かう。エコきっぷ買っていたので問題なく改札を通り、電車に乗って伏見駅を目指した。

地下鉄伏見駅へ到着

車内はそんなに混んでいなくて無事座れるが、「アラビアンナイトの殺人」という海外のミステリー小説を読もうとバッグから出すと、小口上の角とかページの端の部分が少し濡れてしまってるのを発見する。

ちなみに大会の封筒の方は無事で全然濡れていなかったのだが、大事な本が少し水濡れしてしまいそれが少しショックでなかなか集中して読むことができなかった。

そうこうしているうちに9時41分に伏見駅に到着するが、それから改札を出て少し歩いていくと、駅長室の手前の所にコインロッカーがあるのを発見する。家でネットで調べた通りで、これについては問題なかった。

伏見駅のコインロッカーに荷物を預ける

それからコインロッカーを見てみると400円とか600円という値段表示に一瞬ビックリする。ちなみに反対の右側には300円ばかりの古い形のロッカーがあったのだが、左の最新式の方にもタッチパネルのすぐ下に一つだけ300円のがあったので、それを使ってみることにする。

こういうタッチパネルのついた形式は初めてだったので最初戸惑うが、バッグと本と大会受付用紙が入っていた封筒などは置いていき、結局持っていったのはシャツ、パンツ、帽子、シューズ、ストップウォッチなど既に身につけていたもの以外は貴重品の財布と鍵を緑のスギ薬局の小さな袋に入れ、携帯電話とヴァーム1本とヴァームゼリー、それに傘と大会受付票の用紙とエコきっぷだけになった。しかし少し離れた駅で荷物を預けないといけないというのはちょっと不安だ。

エスカレータで移動

無事コインロッカーに荷物を預け終わると時刻は9時50分ぐらいで、すぐ隣にあったトイレで用を足してから、再び改札を入って鶴舞線の庄内緑地方面のホームへと向かう。

すごい長い階段とエスカレータのうち、レースを控えていたこともありエスカレータを下ってからホームを少し奥の方へと歩いていき、空いていたベンチに腰掛けて待つことになる。日曜の朝の鶴舞線は結構本数が少なくて電車が到着したのは10時ちょうどだった。途中左ひじが蚊に刺されでもしたのか少しかゆかった。

ほどなく電車が到着するが、庄内緑地公園へ向かう電車は赤い色をしていて、直前まで地上を通ったのだと思うが少し車体が雨で濡れていた。

地下鉄鶴舞線に乗り換え庄内緑地公園駅へ

当然のごとく車内はガラガラで1つの車両に10人も乗っていないぐらい、ふくよかな若い女性客と釣り人っぽいが少し頭が弱そうな客と、おばさんのいかにも大会に出場しそうな格好をした客ぐらいだった。

そして10分ほどの電車道だったのですぐに到着、時刻は10時10分で10時半の受付締め切りまで十分余裕を残しての到着となる。

電車を降りるとエスカレータを上がって改札口へ向かうが、駅員室の前に庄内緑地公園、CBC自動車学校、中京自動車学校は2番出口を出て右へというデカデカとした看板があって問題なく向かうことができそうだった。

庄内緑地公園駅改札口

そしてその後も要所要所のコーナーで庄内緑地公園へ向かうにはこちらという矢印と文字が見えたので、迷うことはまったくなく非常に分かり易かった。

ちなみに時刻はちょうどいい感じだったのだが、思ったよりスポーツウェアとバッグという格好の人は少なくて、先ほどのおばさんは2番出口じゃない方へ行ってしまったし、あとは目の前に黒いウェアを着たおじさんがいてその人は同じ方向へと向かっていく。

そして最後はエスカレータの上りを使って地上まで出るとすぐ外に出られたのだが、やはりかなり雨が強く降っていた。地上へ出るとすぐの所が庄内緑地公園の真ん前で、昨年も見た大きな看板のある入口のすぐ前に出ることができる。

庄内緑地公園に到着~大会受付

庄内緑地公園前

それから入口の写真撮影をしてからあまり時間もないので急いで公園の奥へと進んでいく。途中グリーンプラザの横も通ったが、そこにはたくさんのランナーがいて雨宿り兼着替えをしたりして参加の準備をしていたようだった。

それから少し小走りで白っぽいレンガの道を下って噴水の前に出て、更にそこを左にぐるっと回るとグランドに進む道の所に昨年と同じように白いテントがいくつか設置されていて受付所となっていた。

ただかなり雨が強くなってきていてテントの屋根からも雨が滴り落ちてくる状態だったので、テントの外から傘を差しながら受付の用紙を係員のおばちゃんに手渡してから傘を畳んでテントの中に入る。

大会受付のテント

するとおばちゃんは自分の番号を元気よく叫んでからさっそく大会パンフレットなどが入った封筒を探し始める。

そしてほどなく自分の分が見つかるとそれを受け取ってからまた傘を慎重に差して外に出る。

ちなみに封筒は紙ですぐに濡れてもおかしくなかったので慎重に取り扱わなくてはいけなかったが、封筒以外にも手に傘とヴァームとヴァームゼリーと携帯を持っていたのでとにかく大変。しかも封筒は濡れないようにしなければいけないのにまったく雨宿りする場所がなく、この後ずっと苦労させられることになる。

参加賞の受け取りテント

受付を済ませると時刻は10時20分少し前で、せっかく荷物をコインロッカーに預けたのにまた封筒を手渡されて荷物が増えてしまい、しまったと思いつつも封筒を持って走る訳にもいかないので、どこか雨に濡れない場所を探して置いてからレースに参加することとなる。

ただその前にもう一つ参加賞を受け取っておかなくてはいけなかったので、更にグラウンドの方へと進んでいくと入ってすぐ左の所に昨年と同様に白いテントが設置されていて、同じように参加賞の引き換えをしていた。

昨年もそうだったと思うが参加賞の種類は何と8つも種類が用意されていて、30歳前後の女性スタッフが元気な声で参加賞の説明をしていた。

謎の青と緑のテント

そこでまだ引換券を写真撮影していなかったので、一度白いテントの右横に隣接された緑と青のテントのうち青のテント中が誰もいなくて雨宿りできそうだったので、そこに一度移動して封筒と引換券を写真撮影しそれから再び白いテントへと戻ることになる。

ちなみに自分が中に入ると後から中年の男性と50歳前後のおっちゃんの二人組も中に入ってきて、ここは着替えに使ってもいいのかということを話していた。おっちゃんの方は会話のやり取りからして少し言葉が不自由な感じだったが、確かに何のためにあるスペースなのか結局分からなかった。

それから再び白いテントの方に戻ると、8種類ある参加賞の中から昨年弟たちがもらったポンチョを選択して受取る。

参加賞見本を身につけるマネキン

そしてその後開会式は10時半と聞いていたので参加しようと思っていたのだが、少し遅れて50分ぐらいからというアナウンスが聞こえたため、まだ大丈夫だろうということでとにかく雨宿りができゼッケンもつけられる場所を確保したいということで公園入口そばのグリーンプラザの方まで戻ることにする。

ちなみに途中の噴水のそばには屋根つきのログハウスみたいな便所もあったのだが、そこも混雑していたのでグリーンプラザに戻ったのは正解だった。

グリーンプラザにて~着替え

グリーンプラザ内観

グリーンプラザにはまだかなりたくさんのランナーが準備をしていて中に入っても結構な人がいた。そして1階はスペースがなさそうだったので2階へ向かう階段を見つけるとそちらを上がっていく。

するとそこは廊下だと思うのだがちょっとしたスペースになっていて、壁際に荷物を置いて着替えをしたり準備をしているランナーも何人かいた。

ただ混雑していたかというとまったくガラガラで、自分は階段上がって左へ曲がり2階のテラスのような場所に出る廊下の突き当たりのドアの前あたりに腰掛けてゼッケンをつけることにする。

グリーンプラザ2階の様子

その少し前の角を曲がる手前の所には30歳前後の女性ランナーがいて何やら準備していたが、後から見たらちゃんと透明のゴミ袋に荷物をまとめて入れており用意周到だなと感心する。

2階のそのあたりはまったく人気はないものの、廊下も1階の広場が見える吹き抜けのようになっているので明るい場所だった。

そしてそこの地べたに腰を下ろしてシャツを脱いで、ゼッケンの四隅は穴が開いていなかったので安全ピンを使ってシャツにゼッケンをつける。

パンフレットの入った封筒と参加賞のポンチョ

それから封筒とかヴァームとかも撮影しておこうと思ったのだが、そこでカメラの残り撮影枚数が999と異様に多いことに気づき、また勝手に壁紙モードになっている事に気づく。

何とか通常のモードにしようとするも時間もあまり残っていなかったので焦るが、すったもんだの末にようやく見つけ出して何とか写真を撮り直すことができた。

ただどうも受付で封筒をもらった直後ぐらいからずっと壁紙モードだったらしく、受付から参加賞の所までのあたりをすべて撮り直さなくてはいけなくなってしまったことに気づく。

グリーンプラザ外観

そのため急いでまずヴァームゼリーを飲んでから、ポンチョを封筒に入れて廊下の曲がり角の所のコーナーと手すりの間にあった隙間に置き、1階のトイレにも立ち寄り、それから慌ててグラウンドの方へと引き返すことになる。

その頃時刻はもう10時45分ぐらいになっていて、10キロのスタートまで15分ぐらいしか残されていなかったのだった。

スタート前

大雨で悪コンディションのトラック

それから10時48分ぐらいに再び受付のテント前に戻ってきて、そこから参加賞のテントまでを再び撮り直す。

するともう5キロの部のスタート直前らしく、更に先ほど自分が聞き違いをしたのか10時50分前だったはずの開会式も既に終わっていたようだった。

そしてしばらく参加賞の受付テント前で撮影をしていると5キロの部がスタートしたようで、グラウンドの奥の方にあった南ゲート前のスタートラインからすぐに曲がって周回コースへとランナーが一斉に出ていくのが見えたのだった。

スタート地点へ移動

今度は10キロの部のスタートが目前となっていたが、雨はまったく弱まる気配もなく、グラウンドは完全に水浸しで水たまりもたくさん浮き上がっていた。

そんな悪コンディションの中だったが、自分も含めてオレンジ色のゼッケンをつけた10キロの部のランナーたちはグラウンドの周囲にある芝生を通ってぐるっと時計回りにスタートラインへと歩いていく。

そして足元に気をつけながらようやくスタートラインへ到着するが、スタートラインはもうスタート10分前を切り6~7分前だったこともありたくさんのランナーたちが待っていて、更にちょうどトラックの反対側の向こうの方では10マイルの白いゼッケンのランナーたちも集合していて同じ時刻にスタートするようだった。

10キロの部スタートライン

自分もそのランナーたちやスタート&ゴールライン前にある白いテントの中にいて見守っている大会スタッフなどを撮影してから、一度はスタートラインにつこうと思ったのだが、雨があまりに激しく降っていたこともあり、そのまま折りたたみ傘を差したままでグラウンド外側の芝生の所に移動し、ちょうど木で少しは雨脚がましだったので直前までそこで待つことにする。

ただ結局傘はスタートギリギリまで差さざるを得なかった。ちなみに木陰では他にもたくさんのランナーがスタート直前まで待機していたのだが、雨が激しいためあまり雨宿りの効果はなかったようだった。

木陰に避難してスタートを待つ

そして大会スタッフがスタート2分前だったか3分前とコールした所でようやく折りたたみの傘を畳んでトラックに並ぶ。

左手に傘とヴァームのペットボトル、右手に携帯ということでこの日は手荷物も多くちょっと走りにくかった。

ちなみに傘を差さないとすぐにシャツや帽子はびしょびしょになるぐらいの雨で、たまたまこの庄内緑地公園のコースはたくさんの木が傘代わりになっているので多少雨が凌げるからいいものの、スタート前からこれは正直走るコンディションではないというレベルだった。

スタート~最初のトラック

スタート直後

それからスタート40秒前、10秒前というのは聞こえた気がするが、ほどなくピストルの号砲が鳴り響いてランナーたちが一斉に走り始める。

グラウンドのトラックはもうびしょびしょでこれも走れるレベルではなく、水たまりを避けつつ最初は慎重に足を進めていく。

ただ結構後ろの方に並んでしまった上に前のランナーたちの足取りも悪いので、途中からは少しペースを速めて遅いランナーは軒並み抜いていく。

この点ここでもできる限り撮影をしながら走っていたが、正直携帯をくるむタオルも持ってくるのを忘れてしまい、最初からかなり不安な気持ちでレースを進めて行かざるを得なかった。

悪コンディションのトラックを走る

ちなみに今回もネットタイムを計るのを忘れてしまったのだが、結構後方に並んでいたので、スタートラインを通過した時点では15秒ぐらいはロスタイムがあったと考えている。

そしてトラックを何とか一周し終えるとスタートラインにまた戻ってきて、再びラインを超えてすぐの所にある南ゲートを通過して右に曲がって周回コースへと出る。

1周目(シューズの紐が…)

周回コースへ出て1周目へ

それからしばらくは割と周囲に立つ木々が雨を遮ってはくれたのだが、昨年に比べたらやはり雨脚が強いせいか1周目の時点でもうずぶ濡れの状態になっていた。

それでも昨年に続き2度目の出場ということもあって1周目でできるだけ撮影は済ませておいて2周目からは走りに集中しようと思い、いいペースで走りつつも撮影もしっかりしながら1周目の周回を進んでいく。

さすがに雨が降り風も少しあったので5月末で結構暑くなってきていたにもかかわらずこの日は一度も暑いとは感じることはなく、それもあって序盤からハイペースで走り始める。

手探りの1周目

しかし走り始めてからこの大会には1キロ毎の距離表示がないことを思い出し、しかも周回コースに出た直後に1周何分で走ればいいのだったかも調べてくるのを忘れてしまっていたことに気づき、またこの日はあらゆる意味で準備不足だったと痛感させられる。

多分2キロちょっとで11分~12分ぐらいで走ればよかったはずという漠然としたイメージは昨年の経験からあったものの、結局1周目は手探りの状態で走り続けていくことになったのだった。

ところが1周目に入り唯一あるトンネルの所を抜けてしばらくしてからだったと思うのだが、左のシューズの靴紐がほどけていることに気づく。

シューズの紐がほどける

この日は本当に慌てていてバタバタの連続で、スタート前に靴紐がちゃんと結んであるかもしっかりチェックしておかなかったのだった。いつもだったら用意周到にそこまでチェックするのだが、この日はこの雨のおかげですべてがおかしくなっていた。

しばらく様子を見て走りどのタイミングで靴紐を結び直そうかと思案していると、速い10マイルの40歳前後の男性ランナーだったと思うが自分を抜き去っていく時に親切に靴紐がほどけていますよと教えてくれる。

自分はそれに対して「分かっています、教えてくれてありがとう」といった感じでお礼を述べるが、その後も何とか1度目の給水の所までは頑張ろうということで走り続けていく。

10マイルのランナーたちと並走

ちなみに10マイルのランナーたちは最初の1周目は小コースという1周1.74キロの周回を走るようで、途中周回コースの分岐のある所で大会スタッフに誘導されて左に折れていって10キロのランナーたちの視界から一度消えることになる。

すると今度はまた別の40歳前後ぐらいの男性ランナーがまた自分を抜き去ろうとする際に同じように教えてくれたので、そこも教えてくれて有難うと答えつつも、また同じように指摘されるのも申し訳なかったし、周りに迷惑がかかるかもしれないと思い直し、1周目終盤の唯一500メートルぐらい木の影に隠れていないコースに入る手前あたりで一度止まって靴を結び直したのだった。

終盤の木に囲まれてないコース

そして今回の大会は周回コースを4周走るのだが、すべての周回のこの終盤のあたりで何かしらの出来事やアクシデントが発生することになるのである。

それから周回コースの始まりであり終わりでもある南ゲートの前まで来るが、やはりその沿道あたりはたくさんの応援する人がいて賑やかだった。

そして2周目に入るとすぐの所に給水所があったのだが、この日はヴァームも手に持っていたし雨も降って喉の渇きもほとんどなかったので、結局一度も取らずにレースを終えることとなる。

1周目を走破しタイムを計測

更に1周目の周回を終えて少し走った所で時計を確認するとスタートから15分35秒ぐらい経過していて、やはり1周大体2.3キロぐらいあり、1キロ5分ペースで行くには12分を切るぐらいで行けばいいということで、トラック1周を差し引けばだいたいいい感じで走れているという手ごたえを感じ、そこからは少し安心して今までのペースを維持していく。

2周目(突然の痛みでスローダウン)

2周目のトンネルを通過

2周目はトンネルの所が1周目で撮影できていなかったのでそこを撮影し、それからは要所要所だけ撮影して結構順調に走っていたのだが、この周の真ん中あたりでもう10マイルの一番早いランナーに周回遅れにされてしまう。

とはいえ前述の通り10マイルのランナーは1周目は1.74キロのコースを走っているので、10キロのランナーより600メートルほど距離が短いため自分たちが格別遅い訳ではなかった。

それから2周目も後半となり10分ぐらい走った所でようやく1度目の給水を自分が持っていたヴァームで取ることになる。とはいってもまったく暑くなかったのでごくごくと飲むようなことはなかった。

持参のヴァームで水分補給

この点昨年は周回の真ん中あたりにも給水所があったはずなのだが今年はなぜかなかった。

後で大会パンフレットを見返してみるとやはり給水所はちゃんと予定されていたようなので、雨が激しかったせいで取りやめとなったのかもしれない。ただ実際1周約2.3キロなので1つ給水所があれば十分なのだが。

そして雨脚も一向にに弱まる気配はなく、手にしていた携帯電話もこのままでは危険な感じがしたためこのあたりからズボンの右ポケットにしまい走っていたのだが、ズボンがずり落ちる感じで走りにくかったので、結局再び手に持って走らざるを得なくなる。

持参のヴァームで水分補給その2

ところがその時アクシデントが発生する。走りながらズボンの右ポケットに入れた携帯電話を取り出そうと少し体をひねったような態勢を取ると、左胸のあたりに激痛が襲ったのだ。

左胸のあたりといっても心臓ではなく胸の筋肉あたりが攣ったような感じというのは分かったし、以前確か宇治川マラソンに出場した際にも同じようなことがあったので命に関わるというとかそのような話ではないのだが、またかという感じを持ちつつもまともに走れなくなり大幅なスローダウンを余儀なくされてしまう。

ここまでは本当に早いペースのランナー以外には抜かれなかったのだが、さすがにこの突然のスローダウンで後続のランナーに一気に抜かれていってしまった。

痛みに耐え走り続ける

ちなみにその痛みは周回最後の木の傘がしばらくなくなるあたりからはじまり、3周目に入ってしばらくするまで続いたので3分はロスしたと思う。

その後3周目の中盤ぐらいから4周目には痛みもほぼ引いていたのだが、翌日になって脇腹に痛みが残った。どうやら痛めたのは左わき腹らしく、鈍痛といった感じでしばらくはやる気を削がれるような体のだるい感じが残ってしまった。

そしてこのアクシデントにより朝からずっと雨に見舞われただでさえモチベーションが低い所で記録だけを狙っていたようなものなのがそれも期待できなくなり、一気に気力が失われてしまうが、それでもとにかく最後まで走り切るしかないということで気を取り直して足を進めていく。

南ゲート付近の給水所前

しかし2周目の周回が完了して南ゲート前を通過した時には28分30秒ぐらいで、2.3キロに13分ぐらいかかっており予定より1分30秒ぐらい遅いタイムでやはり記録上にも影響が現われていた。

3周目(ランナー同士でケンカ?)

粘りの3周目

それからしばらくは痛みが引くのを様子を見ながらの走りとなるが、3周目後半あたりに差しかかった所でだいぶ引いてきたので少しずつペースが戻ってくる。

そして3周目の終盤の最後の木の傘がしばらくなくなるあたりに差しかかると、今度は屋根のあるベンチの所でおっちゃんのランナーと若い男性のランナーが2人で大会スタッフと思われる人物を交えて何やら話していた。ケンカでもしているのか…という感じだったのだが立ち止まって確かめる訳にもいかないので結局詳細は分からずじまいだった。

更にこの頃には雨だけでなく向かい風も少しきつくなっていて、自分の後を走っていた女性ランナー二人組が風がきついと悲鳴を上げていた。

そして3周目を終え南ゲート前を通過すると、タイムは42分を少し切るぐらいでやはり2.3キロを13分半ぐらいかかっていた。

3周目を走り切りいよいよ最後の4周目へ

それでも痛みが引いたのと頑張れば55分前後でまとめられそうだと分かったので少し気が楽になり、また最終週はもう10キロの早いランナーはすべてゴールしているので後ろから来るのは10マイルのランナーばかりということも気を楽にしてくれて、割といいペースで走ることができたと思う。

4周目~ゴール

最後の4周目

ただ4周目も最後の木の傘がしばらくなくなるあたりではスタッフに人工呼吸されている光景を目撃し、この日この近辺では1周ごとにいろいろとあって波瀾万丈のレースという感じだった。

4周目を終えて南ゲートに戻ってきた時には雨と風が強い中で1周2.3キロを13分少し切るペースでまとめることができ、最後のトラック1周を残るのみとなる。

ただここはもう水たまりでトラック内側などは水田のような感じでほとんどまともに走れる状態ではなく、水たまりを避けながらの走りとなった。

4周を走り切り再び南ゲートからトラックへ

それでも後方から自分を追い抜こうとするランナーもなかったので、最後はいい形でゴールラインを通過、ただどこがはっきりとしたゴールラインなのかは水浸しで分からなかった。

タイムは手元の時計で56分32秒で10キロとしては決していいタイムではなかったが、粘って完走できたのでよしとしたいと思う。

レース後

ゴール直後(携帯電話にトラブル発生)

最後のトラック1周

ところがゴール直後にまたも悲劇が起きる。携帯電話でゴール付近を撮影しようとするとSIMカードが読み込めなくなったといった感じのエラーメッセージが出て電源が切れてしまうトラブルが発生したのだ。

そしてそれに追い打ちをかけるように猛烈な雨も降ってきて、これは木陰に隠れてもまったく意味をなさないレベルだった。

付近には雨を凌ぐ屋根の代わりとなるものも一切ないし、何とか携帯を防護しようとしてももう時既に遅しといった感じで、しかも濡れた部分を拭くタオルもこの日は持っていなかったので、なす術なしという感じだった。

何とか付近の写真を少し撮影してからグラウンドを後にしたかったので電源を切ったり入れたりして様子を見るがどうしようもなく、結局諦めてそそくさとグラウンドを後にせざるを得なくなり、そのままグリーンプラザまで歩いて戻ることになる。

グリーンプラザで携帯電話の状態を調べる

グリーンプラザに到着すると2階の通路の角の所に置いておいた封筒を回収してから、トイレ近くの棚のある所で携帯をいじるもやはり動きは芳しくなく、ボタンも一部分が利かず、勝手に友人に電話してしまい切ることもできなかった。

それから隣に男女のカップルのランナーがやってきて荷物を置いてもしばらくは携帯をいじっていたのだが、12時20分過ぎぐらいにこれはもう完全に駄目でauショップに行ってチェックしてもらうしかないと考えそのまま帰ることになる。

帰路・後日談

帰路(携帯電話復活~伏見駅で荷物回収・着替え)

伏見駅改札

ただこの日は着替えなども含めほとんどすべての荷物を伏見のコインロッカーに入れておいたので、濡れて帽子もシャツもパンツもびしょ濡れのまま地下鉄庄内緑地公園駅に戻ることになる。

そして駅に到着するとホームのベンチに座って電車を待っていたのだが、何かこう放心状態だった。

ところが伏見に戻る電車の中でも携帯を触っていると、携帯が突然調子よくなりほぼすべてのボタンが動くようになる。

着替え

そこで12時43分ぐらいに伏見駅に到着するとここから再び撮影を開始する。

更に友人にメールしてからコインロッカーから荷物回収し、重い気分が一転しホッとした気持ちでロッカーすぐ近くのトイレに向かい障害者用トイレが空いていたのでそこで着替えさせてもらった。

ちなみに着替え中に人間にとっては外注以外の何者でもない黒い物体が2匹ほど小さいのがいるのを見つけ鬱陶しかったが、携帯電話が使えるようになったのでこの時点では気分は明るかった。

帰路(再び庄内緑地公園へ)

再び庄内緑地公園へ

それからレース終盤の写真をまったく撮影できなかったこともあり、15分もあれば到着できるのでそのまま一度地下鉄鶴舞線に乗って庄内緑地へ戻ることに決める。

そして13時5分に伏見の改札を再度通り、13時21分ぐらいに庄内緑地公園駅に到着し13時23分ぐらいに地上へと出る。

すると駅に到着して外に出ると、雨はほとんど上がっていて拍子抜けというか自分たちの走った時間はいかにタイミングが悪かったかということを思い知らされてしまう。

そしてグラウンドの方にも行ってみたのだが、もうレースは既にすべて終了しているらしく片付けの最中という感じだった。

祭りの後の静けさ

その様子を軽く撮影してから、雨は小康状態なものの台風はまだこれから近づいてくることもあり風も時折強く吹いていたので、グリーンプラザにもう一度立ち寄って付近を撮影してからすぐに駅の方に戻り帰宅の途に着いた。

その途中コース唯一のトンネルの横の階段を上がったのだが、帰ろうと駐車場の方へ荷物を持って向かうランナーのグループと一度すれ違っただけでもう誰一人走っていなくて、祭りの後の静けさというか何だか物寂しい風景となっていた。

帰路(買い物してから一度自宅へ)

帰りの伏見駅構内

13時32分ぐらいに庄内緑地公園駅の入口から地下鉄内に入り、少し待って13時43分に伏見へ向かう電車が到着する。

この頃になると今度はカメラのレンズの内側が曇り、また液晶モニターの隅も白く曇っていて、とにかく携帯にとっては受難の一日となり、このあたりの写真はすべて曇った状態の写真となってしまった。

さらに携帯電話が帰りの電車内でまたおかしくなってしまう。メールも通話もできず、上下左右のキーも動かない状態で、唯一真ん中の決定ボタンだけは生きていたので写真撮影だけはできた。

ただまた悲しい気持ちになり、途中からやけに元気のいい女子高生の集団が乗り込んで前に座ったのだが、そういう状態だったので憮然とした表情で電車内ではいたかもしれない。伏見駅に到着するとそのまままっすぐ乗り換えて最寄り駅に着いたのは14時14分ぐらいだった。

それから最寄り駅で14時18分にバスに乗り換えると、自宅近くのバス停では降りずに14時33分に2つ先のバス停で降りて西友で買い物してから自宅に戻る。

家の近くの川も大変な増水に

そして昼ご飯用に280円の豚焼肉重とバランスサラダだけ買ってスポーツバッグに入れて店を出ると14時45分ぐらいになっていて、そのまま歩いて家まで戻った。

帰りにまた自宅そばの川の横を通ったのだが、この時は朝に比べると水がかなり増水していて、かなり雨が降ったことを物語っていた。

帰路(最寄り駅のauショップへ)

最寄り駅のauショップへ

昼ご飯3時半ぐらいからプロ野球の交流戦見つつ、父親が昼ご飯と風呂まで準備していてくれたので、自分の買ってきたものは食べずに巻きずし4本と金麦と本格辛口生で遅い昼ご飯を食べる。

するとようやく復活した気分になり、おやつにはカントリーマアムも何個か食べたが結構美味しかった。17時半ぐらいから洗濯しつつ風呂に入り、それから洗濯物を干す。

ただやはり携帯電話が使えないと不便極まりない上に不安で仕方ないので、バスを使って最寄り駅近くのauに向かい携帯を見てもらうことにする。

近くのバス停では18時29分発だったので一つ先のバス停に移動してバスに乗るが、かなり風が強くバスを降りてショップまで移動中に傘の骨が折れてしまった。もうボロボロになっている傘なのでいいといえばいいのだが、この日は本当に散々な一日だった。

店に入ると20代後半ぐらいの若い兄ちゃんが対応してくれた。水濡れしたと伝え調べてもらうが、携帯電話は完全におかしいらしく基盤に水が入って侵食しているらしい。

お世話になった携帯電話

そしてデータは吸い上げられるもののメールは全部ダメだと聞いてガックリくるが、これは仕方ないしどうしようもなかった。

ただ今とまったく同じものに保険効くので5000円ぐらいで交換できるとのことで嬉しいような残念なような気持ちでいた。

更に新しい携帯が来るまでは臨時で本体を貸してくれるらしく、レモン色の防水の携帯を借りることとなった、更に最近人気のスマートフォンと2台持ちについても丁寧に説明してくれ料金も聞いたのだが、今の自分の状況では当分は無理だった。ただ結構親切丁寧な店員さんで印象が良かった。

最後に同じものが次来るもののもうこれまで使っていた赤い携帯とはお別れということで、借りた携帯電話で今までお世話になった携帯電話の写真を3枚ほど撮影してから店を出る。

店を出ると時刻はもう19時を回っていて20分ぐらい、それから最寄り駅のバスターミナルに移動してバスに乗り自宅近くのバス停で降りて家に戻った。

修理中に借りていた携帯電話

その後しばらくマラソンの日記をまとめたりしてから22時過ぎに友人に電話、携帯が故障してしまったことなど話す。

メールは友人の方にも古いのは残っていなそうということで残念もこれも仕方ないと諦めるしかなかった。

22時半過ぎから晩御飯を食べて0時前には床に就き波乱の一日はこうして幕を閉じたのだった。

後日談

庄内緑地公園入口

散々な目に遭った今回の大会だが、携帯電話というものが大変水に弱く雨の時は本当に気をつけないとこのような事態になるといことを今回身をもって勉強した。

幸い保険に入っていたので大した負担額にはならなかったが、今回の教訓を活かして今後大会に出場する際には細心の注意を払うことにしたいと考えている。

ちなみにこの後携帯電話は6月3日にはもう修理が終わったという連絡が、確か京都の平安神宮に新緑や蓮などを見に行っていた6月3日に入ってきたと記憶している。

そしてその後はなかなか携帯を取りにいけず6月17日ぐらいに再びauショップを訪れて新しい携帯電話を受け取ったのだが、その日は残念ながら前回対応してくれた若い男性スタッフは別の接客をしていて、若い女性店員が対応してくれた。

幸いにしてメールデータも無事で携帯電話自体も以前とまったく同じ姿形ということもあって何不自由なく再び使い続けることができ、auショップの方には本当に感謝している。

最後にこの大会については昨年は父母が車で送ってくれたこともありまったく不都合を感じなかったのだが、やはり車で行くか付き添いの人間がいない限りは荷物には余程注意しないといけないと思う。

再び公園を訪れた際に出会った幻想的な光景

特に天気の悪い日に当たると少し離れたグリーンプラザまで戻らないと雨露をしのげる所がほとんどないので、荷物置き場ぐらいは確保して欲しいと感じた。

レース自体はフラットなコースで走りやすいのでオススメだが、2年連続での大雨に見舞われてしまっていて、1度は体調不良で欠場とあまりいい事がない。次この庄内緑地公園の大会に出場することがあれば是非晴天になりいいいいレースができるよう期待したい所だ。

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