大阪府は近畿地方の都道府県で府庁所在地は大阪市。近畿地方および西日本の政治経済・文化や交通の中心地である。
面積は約1897.km2でこれは全国47都道府県中で香川県に次ぐ46番目の狭さだが、人口は約885万人で東京・神奈川に次ぐ第3位の多さだ(2011年2月現在)
地形は大阪平野を中心に北は六甲山、東は生駒山と金剛山、南を和泉山脈に囲まれており、山から大阪平野にかけてなだらかに丘陵が続いている。西側は瀬戸内海に面し大阪湾に注ぎ込む淀川はこの地方には欠かせない重要な河川だ。
気候は瀬戸内気候で年間を通じて温暖だが、その分夏は熱帯夜の日も多い。その反面北西の季節風の影響で冬の降水量は太平洋岸にある割には多いとされている。
歴史上では旧国名では河内国と和泉国の全域および摂津国東半分と丹波国のごく一部にまたがる地域で、古くから日本の政治経済の中心都市として7世紀頃までは難波宮など何度か都も置かれ、その後京都に都が移ってからも上方へ通じる水上交通の要衝として栄えた。
そして安土桃山時代には天下人となった豊臣秀吉がこの地域に大坂城を築て城下町が整備されて隆盛を極めるとともに、秀吉没後に徳川家康が天下を取ると大坂の冬の陣・夏の陣で戦国時代終焉の舞台ともなった。
江戸時代に入ると幕府の天領として大坂町奉行が派遣されるが、諸国からの物産の集積地でもあったことから「天下の台所」と称されるほど全国の経済・商業の中心地として繁栄した。
明治以降は繊維工業を中心とした工業都市に変貌を遂げるが、近年は重化学工業が盛んで阪神工業地帯の中核を成している。
一方大阪市はその大阪府の府庁所在地で面積は約222km2。人口はおよそ266万人(2011年2月現在)で、政令指定都市でもあり区の数は24と全国で一番多い。
この地方の政治経済・交通の中心であることは大阪府での紹介の通りだが、中でもJRと阪急・阪神・地下鉄などが通る大阪駅・梅田駅周辺の歓楽街である北新地を擁するキタとグリコの看板で有名な道頓堀を挟んで難波駅から心斎橋駅あたり一帯のエリアに広がる日本最大の歓楽街ともいわれるミナミは市を代表する繁華街である。
ちなみに大阪市を自分の頭の中で自分なりに勝手にコンパクトにまとめてみると、まず市内の真ん中あたりに北から南にかけて大阪のメインストリートといわれる御堂筋・新御堂筋という道路があり、淀川(新淀川)を挟んで北側の方に新幹線の通る新大阪駅と十三(じゅうそう)という駅がある。
そこから淀川を渡って南に少しいった所に大阪駅・梅田駅のターミナルと歓楽街の北新地のあるキタがあり、更に南へ行くと淀川から分岐してきた大川(旧淀川)が大阪市役所や中央公会堂などもある中之島という中洲を挟んで北の堂島川と南の土佐堀川という2つの川に分かれ、土佐堀川には大阪で最も多くの人に利用されている橋だといわれ北の大江橋とともに重要文化財にも指定された淀屋橋という橋がかかっている。
この淀屋橋から御堂筋に沿って南へ進んでいくと本町を通ってアメリカ村の通称で有名な心斎橋、更に南へ進むと道頓堀川があり、川にかかる道頓堀橋を挟んで南側にある難波駅とその東の日本橋駅までミナミの歓楽街が広がる。
難波駅をもう少し南に行くと通天閣で有名な新世界や天王寺動物園、天王寺駅などがあり、さらにぐっと南に下ると陸上やサッカーでよく大きな大会が開かれる長居陸上競技場があるのだ。
更にこのラインからは外れた所では、淀屋橋の東の方に造幣局の桜の通り抜けで有名な天満橋エリアや江戸時代には京街道から大坂の玄関口として賑わった北東部の京橋エリアや大阪城公園、大阪府庁、大阪府警本部などがあるエリアがあり、一方西側の方には難波を少しいった所に大阪ドーム(京セラドーム大阪)、更にぐっと西に向かい大阪湾に面した所にユニバーサルスタジオジャパン(USJ)や世界最大級の水族館といわれる海遊館もある。
とりあえずこれだけ抑えておけば十分な気がするが、ちなみに阪神タイガースの本拠地の甲子園とガンバ大阪の万博記念公園は大阪市内にはない。甲子園は知っている方も多いと思うが兵庫県西宮市にあり、万博記念公園は大阪市からみてかなり北の方にある吹田市に存在している。
淀川は琵琶湖から大阪湾にかけて流れる川の名前で、琵琶湖から流れ出る唯一の河川なのだそうだ。
大津市で琵琶湖から流れ出る時には瀬田川(せたがわ)と呼ばれ、その後京都市内を通る時には宇治川(うじがわ)、更に京都と大阪の境あたりで桂川・木津川と合流し、それ以降が淀川と呼ばれるらしい。
その後大阪市内を通って大阪湾に流れ出る訳だが、京都を結ぶ水運の要衝だったことから淀川流域は古来より政治・文化・経済の中心地として極めて重要な役割を担ってきた。
現在も関西地域の重要な水資源である一方、また河川敷には財団法人河川環境管理財団の運営する公園が整備されていて、今回の大会もまさにその一つで開催された。
野草広場地区、景観保全地区、自然地区があり、景観保全地区の一つである京都府八幡市の背割堤地区は桜の名所としても有名なほか、野球場・テニスコート・陸上トラック・サッカー場・ゲートボール・各種ゴルフ場・バーベキュー施設・プールなど様々な施設が存在していて、年間約80万人以上の利用があるらしい。
そしてマラソン大会も今回の大会のほかに大阪・淀川市民マラソン、摂津淀川マラソン、淀川国際ハーフマラソンなどの大会も開催されているようだ。