マラソン

大会結果レポート(第22回北栄町すいか・ながいも健康マラソン)

大会データ

Runnet

日時
2009/7/5(日) 9時40分(スタート)
場所
鳥取県東伯郡北栄町由良宿 お台場公園(多目的広場)
10kmコース(お台場公園~砂丘長いも、すいか畑農道折り返し)
主催
北栄町、北栄町教育委員会
北栄町すいか・ながいもマラソン大会実行委員会
後援
新日本海新聞社
協賛
コカ・コーラウエスト株式会社倉吉支店
サントリーフーズ
定員
4000名
天候
晴れ
記録
53分19秒(完走)
関連リンク
すいか長いもマラソン公式ページ
鳥取県北栄町公式ページ
青山剛昌ふるさと館
コナン探偵社
青山剛昌ふるさと館内の本大会に関するトピックス

大会前

鳥取出発を前に~鳥取県および北栄町とは~

すいか長いもマラソン概要

7月5日日曜日に開催される今回の北栄町すいか長いも健康マラソン。

今回は鳥取県中部にある北栄町で開催されることもあり、前日に着いてエントリーを済ませて倉吉駅近くのビジネスホテルで一泊してから大会に参加する計画で、金曜日に仕事が終わってから名古屋を経ち京都に向かい、7月4日土曜の朝に京都を出発する計画で行動することになった。ちなみに今回は一人旅である。

鳥取県は昔の因幡国、伯耆国にあたる中国地方の日本海側、島根県の東隣にあり、人口は約60万人ほどで全都道府県中最も少ない県だ。

県庁所在地である鳥取市を中心とした東部、倉吉市を中心とした中部、米子と境港を中心とした西部に大きく分かれ、北栄町は中部の中心都市である倉吉市から電車で約10分といった場所に位置する町である。

コナン通り

鳥取といえば鳥取砂丘や白兎海岸などの豊かな自然に囲まれ、農業や漁業が盛んで二十世紀梨や松葉ガニなどが特産品だが、今回の大会が行われる北栄町は大会の名前にもなっている通りスイカと長いもの産地として有名だ。

特にスイカは「ドバイの太陽」という名で1玉3万円もする高級スイカが中東ドバイで大人気になっているというニュースが放映されるなど評判が高く、大会後に長いも汁とともに参加者に食べ放題で振舞われるということもあって非常に楽しみにしていた。もっとももちろん振舞われるのは一玉3万円のスイカではないのだが。

そして北栄町といえば、あの人気ミステリー漫画「名探偵コナン」の原作者である青山剛昌氏の出身地ということもあり、この町ではコナン通り(右上写真)や記念館も建てられるなどいたる所で町おこしに名探偵コナンが使われており、そういった町の風景や記念館を訪れるのも楽しみにしていた。

スーパーはくと3号で京都から倉吉へ

大会前日の京都駅

7月4日土曜日の朝、この日はまずまずよく眠れて、冷やし坦々麺を食べ荷づくりをしてから京都駅に向かう。1泊2日ということもあり荷物は迷ったもののできる限り少なく絶対必要なものだけを選んだ。結果論だかこれで問題なく忘れ物も不必要なものもなく100点満点だったのだが。

京都からはスーパーはくとという列車が出ているのだが、この列車は終点の倉吉駅まで4時間ほどかかるもののまったく乗り換えをせずに1本で行けるため非常に便利なのだが、如何せん本数は少ない。そのため時間を前もって調べ、7時6分発11時5分着と8時52分発13時2分着でどちらにするか迷ったが、朝いろいろと準備もありさすがに7時に京都駅に着いているというのもきつかったため、8時52分発で行くことにした。

スーパーはくと3号

ある程度余裕を持って家を出て、京都駅まで快調に歩いて無事到着。トイレ行った後に切符を買い改札で駅員に乗り場を聞いてから6番乗り場に向かい、興奮を抑えつつしばらくホームで水を飲んだりしながら待つ。

ほどなくスーパーはくと3号が到着し記念撮影が終わると車内に乗り込み、ここに倉吉までの3時間半の旅がスタートした。

列車は京都を発つと新大阪、大阪、三ノ宮、明石、姫路、上郡、佐用、大原、智頭、郡家、鳥取と停車して倉吉まで向かうことになるのだが、どこも短い停車時間で途中下車する余裕はない。ところがそ4時間近く列車の中にも関わらず実はこの列車には車内販売がないことを後で知る。しかし前もってヴァームウォーカーやヴォルビックなど飲み物も準備していたし、自販機だけは備え付けられていたのでお茶も買うことができた上に、非常食用にとチョコレートを持っていたので心配はなかった。ただ後で考えると、出発前に駅弁でも買っておいて、着く直前に食べておいた方が正解だったのだが。

倉吉駅で乗り換えて由良駅へ

スーパーはくと3号車内

そんなに混んでもいなかった電車の中では景色を楽しんだり車内の文字ニュースを見たりした他、名探偵コナンのコミックも持参したため、それらを読んでゆったりと、そして楽しく充実した時間を過ごすことができた。

その他印象に残っていることといえば、1号車で先頭だったため正面から線路をまっすぐ進んでいく光景がすごく新鮮で、それを眺めていたら最初の桂川をあっという間に通り抜けていったのと、明石駅近くで急に視界が開け海に出た時と、佐用あたりから急に緑と山の景色が多くなったこと、あとは倉吉直前で線路が一本になって、反対の電車が通過するまでしばらく待っていたといったあたりが記憶に残っている。特に線路が一本になったあたりはは田舎でのどかだなあという雰囲気で何だかほのぼのとした気持ちになった。

倉吉駅から由良駅へ乗り換え

そして長い列車の旅がようやく終わり倉吉駅に着くと、そこから山陰本線に乗り換えて由良駅を目指す予定になっていたのだが、またこの列車というのが1車両のみの運行で時間も30分40分間隔で走る列車で、少し待つことになる。びっくりしたのは自動でドアが開かないで、ドアの右横にある開閉ボタンを自分で押さないといけない事だ。

しばらくすると列車は出発するが、どうも乗り合わせた時刻が悪かったのかあまり柄の良くない高校生の男女の集団が車内に大量に乗ってきてぺちゃくちゃと喋っていた為少し行楽気分を害される。それでも予定どおり13時についに目的地の由良駅に到着した。

由良駅に到着! ~コナンの銅像がお出迎え~

由良駅に到着

由良駅に着いて改札を通ると、いきなり名探偵コナンのポスターやふるさと館のパンフレットなどが目に飛び込んできて、青山剛昌氏の地元で町おこしされているという光景をいくつも目の当たりにすることになった。そして駅を出てすぐの左の公園のような広場のようなスペースに設置されたベンチの所にはコナンの主人公江戸川コナンの銅像があった。

ご存知ない方のために説明させて頂くと、この由良駅からコナン通りという通りを通って大会会場となるお台場公園には行くことができるのだが、その一帯を中心に計12体の銅像が建てられており、それを拝むのが観光客の目的の一つとなっているらしく、この銅像はその最初のものだったのである。

コナンの銅像がお出迎え

銅像の他にもベンチの手前の所には「ようこそ北栄町」という大きな地図もあり、さらに駅正面の時計のついた街灯にもコナンのイラストがあった。

そしてとりあえずここでコナンの銅像の写真を撮影し、写メールで友人に送り無事に到着した事を知らせる。一人旅というのは少し不安もあるものだが、近年携帯電話が普及してからは気軽にメールもできるので、そういう不安もなく旅行できるのはある意味ありがたい事だ。

図書館~役場と経由し、コナン通りへ

大栄図書館前

その後もこの12体の銅像をカメラで撮影しつつお台場公園を目指す事となったのだが、経路は地図で前もって把握していたため迷うことなく目的地に辿りつくことができた。

まず駅を北に進んですぐの所に図書館があり、そこには江戸川コナンの元の姿である工藤新一の銅像、更に道を北に少し進むと右手にスーパーが見え、そこの交差点を右に曲がって進むとほどなくして右手に役場が見えてくる。そしてそこから左に曲がる形で北にずっと続く通りがコナン通りで、その通りの終点にあるのがお台場公園だ。

コミックスの表紙を象ったレリーフ

実に分かり易かったが、さらに分かり易いことにはお台場公園までの道のりには名探偵コナンのコミックスの表紙を象ったレリーフが点々と置かれていて、確認できた所では22巻から始まり22、21、20と続いて、第1巻のシャーロック・ホームズに扮したコナンのレリーフが一番北端のお台場公園の手前、お台場公園に隣接する形で建設された青山剛昌ふるさと館の真ん前に設置されていた。

この辺りは洒落た町の作りでファンにはたまらないが、それ以外は本当にスイカと長いもの産地らしく畑ばかりののどかな光景が広がっていたのが印象的であった。

6体の銅像が置かれるコナン大橋

コナン大橋

大栄図書館の新一像をゲットし2体目、その次は役場を左に曲がったコナン通りの最初の所にあるコナン大橋。

この橋には4つの角にそれぞれと、道の左右両方に一つずつ銅像がくっついている街灯があるのだが、街灯の方は結構上の方にあったため、最初は危うく気付かずに通り過ぎる所だったものの、何とか気づいて無事カメラに収めることができ、これで計6体追加し8体目。

銅像をカメラに納めるとふと一か所だけ川の下に降りる階段がある事に気がつき、そこから川の方に降りていく。実はこの旅行に出発する前、友人に宿を取れなかったらコナン大橋の下で野宿でもしようかと冗談で話していたこともあり、コナン大橋の橋の下がつい気になったのだ。

コナン大橋の下

もっとも一応寝られるだけのスペースはあるものの、柵もないため寝返りを打とうものなら一発で川に落下する事は確実、あそこで一夜を越すのは無理だと分かっただけでも収穫であった。

それと川は結構大きくて落ちたら危険なので、ここに見物に行く親御さんは子供が馬鹿な真似をしないように目を離さないで頂きたい。

その他にコナン大橋のすぐそばにはコナン探偵社というグッズショップもあったのだが、ここは2年ぐらい前に青山剛昌ふるさと館が出来てからそちらの館内にショップができたこともあり閉鎖されていた。それでもまだ一応看板なども残されていて一応カメラに収めておいた。

2体目の工藤新一像

コナン大橋を渡り切りさらに北に進んでいくと、駐車場近くにもう一つの工藤新一像があり、これで9体目。

そこからはコミックスのレリーフを写真に収めつつかなりの距離を歩くことになるのだが、ずっと畑が続く感じでようやく見えてきたのが青山剛昌ふるさと館だった。

そしてこの頃に少し天候が悪くなり出し、写真は撮ったものの少し曇って暗かったのが残念だった。もっとも予報では元々雨が予想されていたため、ふるさと館に着く直前まで雨は持ってくれたのは幸運といえば幸運だったのかもしれない。

青山剛昌ふるさと館を横目に、お台場公園でエントリー手続き─

青山剛昌ふるさと館

青山剛昌ふるさと館はあのあたりでは結構な大きさの建物で、館の前は広い駐車場になっており、そこにコナンの良き理解者である阿笠博士の愛車である黄色いビートルが停車していた。

後は館の右横にコナンも含めた少年探偵団たちの銅像があり、これで10体目。更にその近くには青山剛昌氏が描いたすいか長いもマラソンとコナンがコラボしたすいか長いもマラソンの石像も置かれていた。

大会エントリー手続き

もっとも天候が悪くなってきたことや、まだ昼食を食べていなかったこともあり、ふるさと館はひとまず置いておいてそのすぐ北にあるお台場公園に足を伸ばすことにする。

するとちょうど翌日のマラソンの受付も始まっていたため、写真を撮りつつもエントリーの手続きは済ませる。もっともエントリーのためのハガキの写真を撮っておくの忘れたのが唯一の心残りだが。

お台場公園で銅像コンプリートのはずが…

11体目のシャーロック・ホームズ像

エントリー手続きを終えて周囲を窺うと広場のすぐ手前にレストランと会館のような建物があり、その真ん前に11体目のシャーロック・ホームズに扮したコナン像があり、それも無事撮影して銅像全部ゲット(?)したと喜んでふるさと館へ引き返す。

ところがふるさと館の入口に銅像がある場所をまとめた地図が飾られていたのだが、それを見ると何ともう一体、ヒロインの毛利蘭とコナンが手をつないでいるものが大栄小学校の校門前にあると書いてあるではないか…!!!

そしてこの大栄小学校というのは由良駅の南側、自分が来たお台場公園は北側と正反対だったため、さすがにどうしようか迷う。とりあえず戻るといっても相当距離があり、駅まで戻ってそれからまたふるさと館に戻って来るのも明らかに馬鹿げていたので、先にふるさと館を楽しんでから最後に残りの一体をゲットすることにして館の中に入ったのであった。

青山剛昌ふるさと館へ

ところで予定では由良駅に着いてからすぐに昼食を食べるつもりでいたのだが、なかなかいい食事処がないというかホームズコナン像の前にあるレストランっぽい建物も含めて妙に入りにくい感じがして、結局まったくありつけずにその時点まで過ごしていた。

携帯で時計を確認すると確かもう時刻は3時前ぐらいになっており、ゆっくり探している時間もないので仕方なく非常食として持参したチョコレートを何個か食べて飢えをしのいでから館に入ることになった。今度訪れる時は、ちゃんと食事できる場所をきちんと調べていこうと固く心に誓ったのであった。

青山剛昌ふるさと館を見学

青山剛昌ふるさと館入口

青山剛昌ふるさと館はさすがに名探偵コナンの原作者である青山氏とコナンの作品のことが何でも分かるように作られていて、青山氏の小さい頃の絵や漫画家デビュー間もない作品の原画なども飾られていた他、超大型のキック力増強シューズや、青山氏の仕事部屋を再現したものや、世界の名探偵を紹介するコーナー、あとは世界のコナンのコミックスのコーナーなどもあった。

世界の名探偵の所ではご多分にもれずシャーロック・ホームズの原作者コナン・ドイルやミステリーの女王アガサ・クリスティーの写真などもあり、また本棚には自分もたくさん持っている早川書房の推理小説本などもあり、ミステリマニアにはたまらない場所であった。

青山剛昌ふるさと館を見学

館には2階もあって、階段を昇ってすぐの所にはクイズを楽しむコーナーがあり、続いて自由にノートに文章や絵を書けるファンコーナー、一番最後にはコナンシアターというのがあり30分ごとにオーケストラが音楽を奏でてくれ、これもなかなか風情があって楽しめた。

ちなみに記帳ノートは確か30号目だったのだが、一応そこに自分も記帳をさせて頂き、いい思い出にさせて頂いた。

ひと通り館内を見学し終わると、あとはマイスター認定証というクイズ形式で合格すると認定カードがもらえるイベントがあったのだが、それもヒントを頼りに見事に正解し初級の認定証を頂く。ちなみに認定証は上級まであって、次に来ると中級、3回目に来て正解すると上級という風に次来た時の楽しみを取っておけるのはいいアイデアだと思った。

コナン探偵社で買い物

館内は入口を入って右にふるさと館があるのだが、入って左手にはコナン大橋のそばでチラッと見たコナン探偵社のグッズショップが併設されていたのでそこにも顔を出してみる。

ここでは友人に渡すためのお土産としてミルクサブレとすいかキャンディーを購入。それから自分用にミニ扇子も購入し、そして記念メダルのサービス自販機もあったので自分の名前と日付を記念に刻印したものを購入した。

再び由良駅へ、そして時刻表を確認すると…

由良駅の時刻表

そのような感じで楽しく過ごしたふるさと館で少し名残惜しかったが、お腹も減っていたので4時ぐらいには退館。それから駅を目指して歩いていたが、あまりに空腹だったため途中近くにあったスーパーでちらし寿司とビールを買い、それから由良駅へと戻る。

由良駅に戻るとまずそこで時刻表を確認。すると夕方は電車の数がかなり少なくて、時刻はちょうど16時43分前ぐらいだったのだが、ちょうどその時刻に倉吉行きが一本あって、その後に17時12分発があり、その後が17時59分発で、18時台は何と一本も列車がなく、その次が19時8分だった(写真左列参照)。

それを見て、すぐに何としても30分で大栄小学校まで行き、17時12分の列車には乗りたいと考え、先ほど買った寿司も食べず今度は小走りで駅の南へと向かう事となる。

大栄小学校~最後の12体目の銅像へ~

大栄小学校前

ところがこの由良駅の南というのが地図を見ても訳が分からなかった。たぶん焦っていたこともあったのだが…。

歩道橋を渡ると案内図には書いてあったのだがそれが最初分からず見つけるまで一苦労。更にずんずん進んでいくが今度は小学校と中学校が並んでいてここもよく分からず、結局野球部の小学生が練習しているそばに上へと登っていく坂があったのだが、そこを登っていくのが正解ということで、苦労したものの何とか無事に到着し、毛利蘭とコナンの銅像の写真もカメラに収めることができた。

これで12体目でついにコンプリートコンプリートを果たし再び駅に戻ったが、もうこの時点では雨も強く降ったりでかなり大変であった。それでも一体だけ写真撮れないのは勿体なかったので、何とか時間内に全部回れたのは非常に運が良かった。

由良駅から宿泊先の倉吉駅前のビジネスホテルへ

倉吉駅前のビジネスホテル

由良駅に戻り切符を買う時には改札はもう無人だった。そこを通ってホームに入ってしばらく電車を待つ余裕はあったのだが、そこには翌日のマラソンに出場するであろう事が明らかな運動着姿の人が数人いて、あとはホームのどちらに並んだら倉吉駅に戻れるのか分からなかったので、たまたま尋ねたおっちゃんとそばにいた中年女性と3人でいろいろと話をすることになり、そこで皆由良駅周辺以外の宿泊施設を使っていることが分かり、倉吉駅に宿を取っていた自分はちょっと安心した。

それから到着した列車で倉吉駅に戻り、駅を出た所で宿泊予定のビジネスホテルに電話をかけて少し早くなったけど大丈夫かと聞いた所大丈夫だと言ってくれたため、あとは安心して少し倉吉駅の周りを歩くことにした。

実は今回宿泊予定のアネックスというビジネスホテルは倉吉駅の目の前にあり、実は行きにも目に止まっていたのだが、近くにもう一つアネックスというビジネスホテルがあったため混乱し、最初は間違えてそちらに行ってしまう。

晩ご飯の中華料理

それでも何とか正しい方の場所は確認できたので、間違えて行ってしまった方でもらった倉吉駅前の地図を見ながら中華料理屋を見つけてそこに入った。

新来軒というお店だったが、そこでラーメンと餃子を注文しようやく遅い昼食にありつけ、それでやっと落ち着いた感じがした。

それから駅近くにある東宝ストアというスーパーで水と甘いものが欲しかったためケーキ、それと朝ご飯用のぶっかけうどんを買い、それからようやくホテルにチェックインした。

ビジネスホテルでの一夜

ホテルの部屋にて

今回宿泊したホテルはまだオープンしたばかりということでかなりきれいで、部屋はビビジネスホテルで料金も割安ということもありあまり広くはないもののテレビもあり、それに何といってもインターネットができるので、ほとんど自分の部屋を変わりなく過ごせた気がする。今回このホテルにしたのはインターネットができるという事が一番の理由でもあったのだ。

私が宿泊した部屋は2階でチェックイン後荷物を簡単に整理し、それからは記念撮影も程ほどにしつつゆったりと過ごすことになる。お風呂もゲルマニウム温泉ということですごく気持ちよく開放感もあり、体も温まって疲れも取れリフレッシュすることができた。

ホテルの風呂場にて

その後お笑いレッドカーペットやめちゃイケ、世界ふしぎ発見などのテレビ番組を見つつ、夕方買ったちらし寿司などを食べたりしながら過ごす。

その後友人にも電話を入れ、それからすぐ眠れるかなと思いふとんに入るが、やはり興奮してなかなか寝付けず、12時を回っていつまで起きていたか覚えていないが、あまりしっかり眠れなかったのだけは確かであった。

大会当日

名残りを惜しみつつチェックアウト

ホテルをチェックアウト

翌日の朝は6時前に目が覚め、それから程ほどに記念撮影をしながら朝ごはんを食べつつ着替えも済ませ、7時半ぐらいにチェックアウトした。

あまり眠れなかったものの結構快適に過ごせたので名残惜しかったが、また次の年も参加予定でいるので、その時は泊まれたらいいと思う。

倉吉駅から由良駅、そして大会会場のお台場公園へ

送迎バス

チェックアウトを済ませると歩いて倉吉駅に行き、前日前もってチェックしておいたコインロッカーに荷物を預け、財布と携帯電話とヴァームゼリーとヴァーム飲料、ロッカーの鍵とタオル、それにゼッケンをビニールの袋に入れ、7時58分発の電車に乗車する。

8時10分頃には由良に着き、そこからは送迎バスが出ていたので、それに乗りお台場公園に無事到着した。到着したのは前日も訪れた青山剛昌ふるさと館の黄色いビートルの停めてある駐車場で、本当にコナンの町という感じのマラソンである。

会場入り口にて記念撮影

お台場公園に着くともう人でごった返しており、走ったり準備運動したりで大会直前の賑やかな雰囲気が会場全体を包んでおり、ついにはじまったのだという緊張しつつも気分が高揚していくのが自分でも分かった。

入口の所にはスイカをモチーフにデザインされたと思われるアーチがあったのだが、その前で福島県から来たという年配の夫婦に写真を撮ってくれと頼まれ、撮影後自分も一枚撮ってもらったのだが、それがこの旅で唯一自分の姿がまともに写っている写真になったので感謝の気持ちで一杯だ。

気温31度…あまりの暑さに、急遽帽子を購入

RCチップ受け取り

一方天気の方は予報では曇りだったはずなのだが、この日は雲ひとつない快晴で、気温も31度と高いため充分暑さ対策はするようにという場内アナウンスが嫌でも耳に響いてきた。

最初のうちは大会の盛り上がりで少しのぼせ上がっていたこともあり、調子に乗って会場内を歩き回っていたのだが、何とそれだけで少し気分が悪くなったぐらいの暑さだった。

そのためこれは絶対帽子がないとまずいと思い、会場内にあったスポーツ用品の店に急遽向かい帽子を買うことになった。アパレルソースプロ (Apparel SourcePro) のキャップで、この後の大会でも愛用することになる帽子であった。

大会会場当日風景

その後無料引換券でペットボトル入りの水を受け取り、帽子を買った時におまけでもらったボトル入れにそれを入れて、暑い夏の大会ということもあり万が一の時に体を冷やせるようにと万全の準備をして、ゼッケンつけてからスタート地点に向かう。

もっとも幸いペットボトルは結局使うことなく完走できたので、無駄になったと言えばそうであり、走っていて事実重かったのだが、それでもそのおかげで安心して走れたという心理的な効果はあったかもしれない。

スタート~レース中盤

マラソン出発地点

スタート地点に並んだ時には、3月の京都ハーフ走った時もそうだったが、はやり独特の緊張感と不安感で一杯でいた。5分前から3分前、2分前とカウントされていったのだが、それが妙に長く感じられた。

もっともいざスタートの合図で走り出すとあとはもう余計なことは考える余裕もなく、ただ周囲のスピードに関係なく自分のペースを崩さないで走ることと、暑いので絶対無理はしないようにという気持ちで走った。

そういう思いではいたものの今回はかなりスタート地点近くの前の方に並べたこともあり、おそらくあのあたりは結構自信あるランナー達が集まっているのであろう、ペースは結構早く、意識していなかったつもりなのだが、そのペースに若干引っ張られたかもしれない。

加えて京都ハーフマラソンの時は5kmずつぐらいで時計があったんのだが、今回のレースはゴール以外時計はまったくなく、それと同じ感覚で腕時計を持っていかなかった為、途中の区間タイムが全然分からなかったのも大きな誤算だった。次のレースまでにはきちんとストップウォッチを準備せねばと心に誓うのであった。

前半は給水に加え、シャワーや濡れタオルも用意されていてそれらの間隔も短かく走りやすかったはずなのだが、かなり暑かった上に入りが早かった印象があったので、途中からはかなり抑えて走り、無理して追わないよう自分の走りに徹していた。結果的にはそれで正解だったのだが。

レース終盤に思わぬ誤算~何とかゴールへ

ゴール前

コースは10kmなのだが坂も結構あり、スイカ畑ばかりののどかな景色を見て楽しく走れるのではという甘い考えもなかった訳ではなかったのだが、走ってみた記憶としてはとにかくきつかった印象しかない。

特に折り返しの前後はレース序盤とは打って変わって給水もシャワーもタオルもほとんどなく、そこだけ持っているペットボトルを使おうか迷ったりもした。

しかしとにかく粘るだけ粘って走り続け、9kmの案内板が見えた所で少し気分が楽になり、抑えて走った分体力も残っていたので、ラスト500mぐらいを切った所で満を持してラストスパート。スタート地点で前の方に並んだせいかこの時点まで結構抜かれっ放しだったこともあり、ペースアップして何十人とごぼう抜きしていった。

ゴール地点

ところが…ラスト200mもしない所で急に気分が悪くなってきて、スパートが早すぎたことを自覚する。そこからは完全にフラフラの状態でゴールにたどり着くのが精一杯といった所だったが、何とか抜いた数の方が抜かれた数より多いぐらいではゴールできたはずである。

結局タイムの方は53分ぐらいで順位が1400人ぐらいの中で300番台前半だったから、かなり上位でゴールできたことになるため結果としては満足であった。京都ハーフマラソンが1時間56分だったのでちょうど半分くらいだが、あの暑さ考えたら結論的にはかなりいいタイムで走れていたのかもしれない。

レース後

ゴール直後

スイカ食べ放題

ゴールについた後はもうかなりフラフラで、それでも気分が悪くなったのは暑さだけだったようで体力的にはかなり余裕も残っていたらしくほどなく回復する。

すぐにでも何か飲みたかったが、まずは記録測定用のランナーズチップをシューズから外して返してからこの大会の名物であるスイカ食べ放題コーナーに向かった。

それから写真を撮るのも忘れひと口食べてしまったのだが、こんなに美味しいスイカは初めてというぐらい美味かった。すぐに気がついて携帯で記念の写真を撮り友人にメールしたが、その後はもうむしゃぶりつくように2つ平らげた。

とろろ汁食べ放題

スイカを平らげ一息つくと次はもう一つの大会名物のとろろ汁。こちらもこちらもダシが効いていてそれがとろろとの相性抜群、しめじなども入っており美味としか言いようのない美味しさだった。

そして大会会場では他にもそばの無料配布もしていたので、アンケートに記入してからそれも頂いた。もちろんどちらもちゃんと記念撮影を済ませてからだが。

その後この大会では完走の記録証もすぐ出してもらえるということだったので受け取りに行き、他にもエアーサロンパスのお試し版も受け取ってたりして、あとは心ゆくまで記念撮影に勤しんでいたのだが、そうしているうちにお土産コーナーにたどり着く。

コナンショップ

丸々として大きなスイカや長くて元気に育った長いもが売られていてどちらを買うか迷ったのだが、長いもの方が荷物になりにくいかなと思い一本買い、スイカの方は結構重そうだったので断念した。ただ遠方からの人のために宅配も受け付けていたので、どうしても入り用という方はそちらを利用していたようだ。

他にもこの大会らしく名探偵コナンのショップもあったので、記念にコナンのストラップも買い、京都ハーフ同様にすごく名残惜しかったのだが、スーパーはくとの出発時刻のこともあり、また来年も来るぞと心の中で念じつつ会場を後にたのだった。

帰路1~由良駅から倉吉へ

倉吉駅

お台場公園を後にすると歩いて戻る時間はあったのでコナン通りをもう一度眺めつつ由良駅まで徒歩で戻る。

駅に到着し切符を購入し改札を通ってホームで電車を待っていると、今度はお婆さんが私が持っていた長いもの箱を見たのか話しかけてきて、訛もあってあまりよく聞き取れなかったのだが、そういえば今回の旅ではよく話しかけられた気がする。

そして倉吉駅に着きコインロッカーの荷物を回収した時は正直ホッとしたものだ。それからすぐ横にあるトイレで着替え、荷物も整えていつでも帰れる準備は整ったのだった。

帰路2~倉吉駅での待ち時間~運命の出会い

東宝ストア

もっともそこから14時25分発の京都行きスーパーはくと10号までは1時間半以上の時間があり、とりあえず何か飲みたかった事もあったので、駅のすぐそばにある東宝ストアというスーパーに前日に続いて向かう。

店内ではレースも終わった事もあり、やはり旅にはビールだと迷うことなくクリアアサヒを買おうとしたのだが、ふと店内を見渡すと大会会場で泣く泣く断念したあの大栄すいかが置いてあるのが目に留まる。値段もセール品だったこともあって安かったし、もうあとはスーパーはくとで一本電車乗って帰るだけだから…ということも頭をよぎったので、思いきって購入した。

本当に運命を感じる出会いだったのだが、結局お土産に持っていった友人にも喜んでもらえたし、自分も美味しく頂けたのでいい思い出になった。

昼食の海老フライカレー

それから駅に戻り駅内にあるロジェという名前の喫茶店で海老フライカレーを食べたのだが、ここはペットボトルを鉢にして金魚を飼っているのが味わいがあって印象的だった。

そしてその後は帰りの券を買い、駅前の階段と駅の休憩所のベンチでビール飲みながら40分ぐらい休憩して、それからいよいよ出立となった。

帰路3~倉吉駅から京都へ

倉吉を後に

ここまでビジネスホテルとお台場公園とどこでも名残惜しい感じで現場を後にしたのだが、倉吉駅を後にする際は最後の最後ということもあって何か感極まった気分だった。一泊二日にも関わらずいろいろあって中身の詰まった楽しい旅だったからだ。

それでも帰りのスーパーはくと10号に乗り込み列車が出発すると、車内は結構混んでおりのんびりできないのではという不安もよぎったが、京都~姫路間なら新幹線の方が早いし本数もあるはずだから姫路までが辛抱だと思っていたら案の定、姫路でたくさん人が降りてあとは楽なものだった。

帰りのスーパーはくとにてスイカと一緒に

帰りの電車は居眠りしていた時間が長かった気がするが、友人とメールしていたり、行き同様に名探偵コナンの本を読んで過ごしていたので、そんなに長くは感じなかった。

ちなみに右のスイカに帽子を被せた写真は帰りの列車内で撮影したもので、当時の感動と興奮を思い起こさせてくれる一枚ということでかなり気に入っている。帽子はこの大会で購入し、大いに役に立ってくれたアパレルソースプロ (Apparel SourcePro) のキャップである。

帰路4~京都到着後

京都駅に到着したスーパーはくと10号

京都駅に着き電車を乗り換えて近所の駅まで戻った頃にはさすがにくたくたで、電話を入れてから友人宅に歩いて向かう時にはもう何だかすっかり緊張感も抜けてしまった感じで、両手に抱えていた荷物もより一層重く感じた。特にスイカが…この時とばかりにやはり重かったのは間違いなかった。

それでも頑張って友人宅まで辿り着くと、気分もすっかり落ち着くことができ、この年3月の京都シティハーフマラソンの時同様に晩御飯をご馳走して頂き鳥取の旅行記の話を中心に話も弾んで楽しく過ごさせて頂いた。

お土産のスイカを切った所

お土産として持っていった長いもも山かけのとろろとして使って頂いたのだが、これも特産品で新鮮なこともあってねばりがすごくて非常に美味だったし、晩御飯の後にはスイカも切って頂いたのだが、記念撮影してから包丁を入れて赤い部分が見えた時は感動ものだった。

すごくきれいな色で食べるとマラソン直後に食べた時と同じようにとても甘くて、昼間の感動がよみがえってくるようであった。そして友人とそのご家族にも好評だったので、重い思いをして持って帰ってきた甲斐はあったので非常に嬉しかった。

後日談

後日談

自分の家に戻ると最後は持っていた荷物を全部揃えて記念撮影して締めたのだが、やはり旅はいいなあと感じたし、本当に楽しい大会だったので名残惜しかったが、おそらく来年もあるであろうから、またぜひ参加を検討したい。

そしてこれは後から気がついたのだが、お台場公園のすぐ北側はもう日本海なのだが、結局それに気付かずに海を一度も見られなかったのだ。

非常に心残りではあるが、これはぜひ来年の楽しみに取っておこうと思う。

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