マラソン 「マラソン」とは

コラム

「マラソン」とは

2015年04月29日

「マラソン」とは

名前の由来

マラソンは陸上競技の中で長距離走を走る種目の一つで、42.195kmの距離を走って順位を争う競技です。

名前の由来は古代ギリシャの地名「マラトン(Marathon)」からきており、紀元前490年にギリシャのアテネに侵攻してきたペルシャ軍を将軍ミルティアデスがマラトンにて撃退し勝利を収めるのですが、その勝利の報せをギリシャの兵士が戦場のマラトンからアテネまで走って報告した後に絶命したという故事からきていると言われています。そしてその時走った距離が約40kmだったそうです。

陸上競技として初めて行われたのは1896年(明治29年)にアテネで開かれたオリンピックの第1回大会のことで、比較神話学者としても知られていたフランスの言語学者ミシェル・ブレアル博士の提案により、マラトンの戦いの際の故事を偲んでマラトンからアテネ競技場までの長距離走を種目として採用したのがその始まりです。

なぜ42.195kmなのか?

実はオリンピック第1回から第7回までの大会においてはこの競技の距離は40km前後で一定していませんでした。それが42.195kmに統一されたのはオリンピックの第8回パリ大会からなのですが、この距離は第4回ロンドン大会の際の距離なのだそうです。

第4回ロンドン大会では、当初はイギリス国王の住むウィンザー城からシェファードブッシュ競技場の26マイル(約42km)で行われるはずだったのですが、この時王妃アレキサンドラの出した「スタート地点は宮殿の庭に、ゴール地点は競技場のボックス席の前に」という注文を受けて半端な数字の距離(385ヤード)だけ延長され、それが26マイル385ヤード(42.195キロ)でした。

ところがこの大会で1位となったイタリア選手のドランド・ピエトリはゴール地点を勘違いしてゴール直前で倒れ込み役員の助けを借りてゴールしてしまったため失格となってしまったのです。

これは「ドランドの悲劇」と呼ばれているらしいのですが、この逸話が多くの人に感動を与えたとして第8回パリ大会からはこの時の距離(42.195km)が競技の正式距離として、以後ずっと採用されているのです。

「フル」以外のマラソン

「マラソン」と聞くとイコール42.195kmだと思われがちですが、一般市民向けの大会としてはハーフマラソン(21.0975km)やクォーターマラソン(10.54875km)などの競技も存在し、この場合42.195kmの競技はこれらと区別するために「フルマラソン」と呼ばれることが多いです。

日本はマイルではなくメートル法が一般的に使われている国ということもあり「クォーター」はあまり馴染みがなく普通に10km走の場合が大会でもほとんどだと思いますが、「ハーフ」の方は一般的に行われており、「フル」に比べれば気軽に参加できる点や、日本では正月の風物詩として人気の箱根駅伝の1区間の距離がちょうどハーフと同じぐらいの距離であるため、大学生ランナーも練習の一環としてよく出場するようです。

また近年では100キロ走や24時間走などのように42.195kmを超える距離のものも存在し、こういったものは総称して「ウルトラマラソン」と呼ばれたりしています。

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