2011年10月10日
大学駅伝及びマラソンシーズンの到来を告げると位置づけられている出雲駅伝。2011年の第23回出雲駅伝は10月10日に開催され、東洋大が初優勝を果たしました。
出雲駅伝といえば箱根駅伝、全日本大学駅伝と並び学生3大駅伝に数えられる大会で、島根・出雲大社正面鳥居前から出雲ドームまでの44.5km、全6区間で争われる大会です。
昨年は早稲田大学がこの出雲を含めて3つの駅伝すべてを制覇する三冠を成し遂げた訳ですが、今年は東洋大学が1区で「新・山の神」と称されるエースの柏原竜二選手で6位と出遅れたものの3区で設楽悠太選手が区間賞の活躍でトップの早大に迫ると、4区で早大とのデッドヒートを制してトップに立ちます。
その後5区、最終6区でも快調な走りでトップを守りそのままゴール。酒井俊幸監督も柏原選手で失速したのを他の選手がよく挽回したと語っていたそうです。東洋大は出雲駅伝は初の優勝になり、正月の箱根駅伝に向けてまずは順調な滑り出しを見せました。
一方去年に続く三冠を狙う早稲田大は3区でルーキーの山本修平選手がトップに立ったものの4区で東洋大に逆転を許し、最終6区では駒大にも抜かれて結局3位でフィニッシュとなりました。
出雲駅伝がはじまるといよいよマラソンシーズンだなという感じがしますが、残念ながら今年はテレビ中継を見逃してしまいニュースで結果を知ることとなりました。今年も早稲田・東洋・駒沢が三強と言われていて次の全日本大学駅伝ではどこが調子を上げてくるのか注目ですね。
■最終結果
1位 東洋大 2:10:43
2位 駒大 2:11:09
3位 早大 2:11:13
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ここまで来年のシード権獲得
4位 東海大 2:12:07
5位 拓大 2:12:55
6位 日体大 2:13:09
7位 明大 2:13:26
8位 米国アイビーリーグ選抜 2:14:33
9位 中大 2:14:46
10位 青山学院大 2:14:49
■区間賞
1区( 8.0km):ダンカン・モゼ(拓大)22分48秒
2区( 5.8km):鎧坂哲哉(明大) 15分56秒(区間新)
3区( 7.9km):設楽悠太(東洋大) 23分08秒
4区( 6.2km):田中貴章(東洋大) 18分36秒
5区( 6.4km):市川孝徳(東洋大) 19分02秒
6区(10.2km):窪田忍(駒大) 29分30秒
https://www.42-195.net/2011/10/10/%e7%ac%ac23%e5%9b%9e%e5%87%ba%e9%9b%b2%e9%a7%85%e4%bc%9d%e3%80%80%e6%9d%b1%e6%b4%8b%e5%a4%a7%e3%81%8c%e5%88%9dv%ef%bc%81%e6%97%a9%e5%a4%a7%e3%81%af2%e5%b9%b4%e9%80%a3%e7%b6%9a3%e5%86%a0%e3%81%ae/trackback/